2026.09.07 ── 盗難対策 / ガジェット

増え続ける自動車盗難から、愛車のレクサスLBXを守る。プロ仕様GPSという”もしも”の備え

警察庁のデータが示す「盗難再増加」の現実と、AirTagとは一線を画すプロ仕様GPS「Alaia GPS」を試してみた記録。

実は自動車盗難、ここ数年でまた増えているのをご存じですか。警察庁の統計を見て、正直ちょっとひやっとしました。愛車のレクサスLBXに乗り換えてから、駐車のたびに「大丈夫かな」と気にする癖がついた私が、今回試してみたのが「もしも盗まれても居場所がわかる」プロ仕様のGPS発信機です。ただし、この手のガジェットには知っておくべき法律の話も必ずセットになります。順番に整理していきます。

I
「盗難は減っている」は過去の話

自動車盗難の認知件数は、ピークだった2003年の約6万4千件[1]から見ると、令和7年は約6,400件[1]までかなり減っています。数字だけ見ると「もう昔ほど怖くない」と思ってしまいそうですが、実は令和4年(2022年)以降は4年連続で増加に転じている[1]、というのが今の実情です。

4年連続令和4年以降の増加傾向[1]
約6,400件令和7年の認知件数[1]
4割強検挙率(令和6年)[1]

件数自体は昔より少なくても、犯行グループの手口は年々”進化”していて、検挙率が4割強にとどまっている[1]という点が気になるところです。

Reality
II
高級車は他人事じゃない

盗難車ランキングでは、海外での需要が高く転売ルートが確立している車種が上位に来やすい傾向があります。レクサスはトヨタの上級ブランドということもあり、部品や車両そのものの転売価値が高いと見られやすいのが正直なところ。LBXのようなコンパクトなモデルでも、油断はできないなと感じています。

Photo ── レクサスLBX、我が家の駐車スペースにて

愛車紹介記事で使ったLBXの写真をここに差し込む予定です。準備でき次第、角丸で挿入します。

「うちの車種は狙われにくいはず」という思い込みこそが、実は一番のリスクかもしれません。

III
鍵を守るだけでは足りない時代

イモビライザーやスマートキーは今や標準装備ですが、電波を中継して鍵がなくても解錠・始動してしまう手口や、配線を直接いじる手口など、対策側と犯行側のいたちごっこが続いています。

よくある備え、でも万能ではない

・ハンドルロックやタイヤロックなどの物理的な抑止

・キーの電波を遮断するポーチでのリレーアタック対策

・防犯カメラ付き駐車場を選ぶ

どれも大切な対策ですが、”それでも盗まれてしまった場合”にどうするか、という次の一手を持っておくと安心感が違います。

IV
最後の砦、GPS発信機という発想

ここで出てくるのが、車に忍ばせておくGPS発信機です。AirTagのような身近な忘れ物防止タグはBluetoothで近くのスマホを中継する仕組みのため、電波が届く範囲でしか正確に追えず、犯人側に「知らないタグが一緒に動いている」と気づかれやすい面もあります。一方、携帯回線を使うタイプのGPSは、車が遠く離れた場所に運ばれても継続して位置を追える点が最大の違いです。

盗難対策としては「発見されにくく、更新頻度が高いこと」が命綱になります。ここで気になったのが、探偵業界などプロの現場で使われているという「Alaia GPS AL100」でした。

Feature
V
Alaia GPS AL100を見てみる

「AL100」は薄型モデルで、車内の目立たない場所に固定しやすいのが特徴です。スペックを見てみると、一般的な子供の見守り用GPSとはかなり毛色が違うことがわかります。

最短3秒走行検知時の更新間隔[2]
2回線au・SoftBankのマルチキャリア対応[2]
10,000mAhAL100のバッテリー容量[2]
地味だけど効いてくるポイント

・埋め込み型のネオジウム磁石で、鉄板部分にワンタッチで固定できる

・普段は間隔を空けて省電力、動き出したら自動で高頻度更新に切り替え

・1つの回線が圏外でも、もう一方の回線でカバーしやすい設計

気になる方は、公式サイトでAL100と大容量タイプのAL200の違いをチェックしてみてください。

[PR] Alaia GPS 公式
VI
使う前に。GPSと法律の話

ここが今回いちばん伝えたいところです。GPS発信機は便利な反面、使い方を間違えると”自分が加害者側”になってしまう道具でもあります。

これは絶対に守ってほしいライン

令和3年(2021年)8月26日施行のストーカー規制法改正で、「相手の承諾を得ずにGPS機器などを取り付け、その位置情報を取得する行為」は明確に規制対象・処罰の対象になりました[3]。きっかけは、GPSを使った追跡が違法かどうか争われた最高裁判決だったとされています[3]。さらに令和7年(2025年)12月30日からは、AirTagのような紛失防止タグを悪用して相手の居場所を無断で取得する行為も同様に規制対象へ追加されました[3]。

つまり「自分名義の車」や「自分の持ち物」にGPSを付けて備えるのは問題ありませんが、他人の車・カバン・スマホなどに無断で取り付けて追跡する行為は、たとえ心当たりのある相手であっても法律違反です。元交際相手や家族であっても例外にはなりません。

個人的には、盗難のように「所有者本人が自分の財産を守るために使う」ケースまで委縮する必要はないと思っています。実際、盗難発生後に迅速に居場所を特定できる手段があることは、警察の初動や検挙率の向上にもつながり得ると感じますし、令和3年の法改正自体、GPSが「無断で人を追う」目的に使われた事案を受けての規制です[3]。道具そのものではなく、使う対象と目的が問われている、と捉えるのがフェアな見方だと思います。

Outlook
VII
まとめ:愛車への”保険”として

盗難件数がまた増加傾向にある今、鍵まわりの対策に加えて「万が一のときに追える」備えを持っておくのは、レクサスのような愛車を持つ身としては安心材料になります。導入する際は、必ず自分名義の車に対してのみ使うこと。このひと言に尽きます。

参考情報元
  1. 警察庁 生活安全企画課「令和8年2月 自動車盗難等の発生状況等について」
    npa.go.jp
  2. Alaia GPS 公式サイト
    alaia-gps.com
  3. 警察庁「ストーカー規制法が改正されました!」
    npa.go.jp
読んでくださってありがとうございました。愛車のLBXについては、購入エピソードの記事もぜひ。
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